契約社員の介護職の求人について 仕事内容や給料・転職時の注意点
介護職の働き方としては、正社員、パート、派遣などがありますが、中には契約社員として働いている介護職の方もいます。
契約社員ではどのような求人があるのでしょうか。
また、どのようなメリットデメリット、契約社員で働く際の注意点があるのか解説していきます。
契約社員の介護求人について
契約社員はその名の通り、一定の期間社員として働くシステムです。
その為、求人には「○月までの契約社員」というように期間を事前に決めている場合もありますし、「一年更新」というように期間は特に定めてはいませんが、年度ごとに更新を設けているところもあります。
更新がされれば契約社員として働き続ける事が出来ますが、更新がされない場合は働くことはできません。
その他の条件としては、基本給、ボーナス、手当など正社員と変わらない条件が記載されています。契約社員はあくまでも契約をしている間は正社員と同格に扱われるのが特徴です。
介護職で契約社員を募集しているところは、大半が公的な施設が多いです。
市が管理していたり、市から委託されている業者が多いです。デイサービスや福祉公社、地域包括支援センターなどがよく契約社員で募集していますね。
契約社員のメリット
契約社員で働くメリットとしては、辞めやすいというのが考えられます。
期間を定められていれば期間まで働けば辞める事が出来ますし、更新も自分から更新をしなければ気気兼ねなく辞める事が出来ます。
ある程度期間が決まっているからこそ辞めやすいのです。
派遣でもそういったメリットはありますが、契約社員の場合は契約している間は正社員と同等の扱いですので、ボーナスなども出ますし、手当なども正社員と変わらないぐらい支給されます。
また、福祉公社や地域包括、社会福祉協議会など通常ではなかなか正社員として募集しないところに、正社員として雇われることもあります。
契約社員として働いて、その働きぶりが良く、認められれば正社員になることができます。そういうところであれば、公務員並みに手当が良いですので就職場所としては非常に良いと言えます。
契約社員のデメリット
あらかじめ期間が定められているのであればデメリットは特にはありませんが、更新制の契約社員であれば更新されないデメリットがあります。
例えば1年更新で何十年も働いている人がいます。更新月がやってきてもちろん更新をしてもらえるものだと思っていたら、急に更新されなくなった。実質クビになったという場合もあります。
また、契約社員は転職がしにくいと言われています。正社員であれば経歴として認めてくれるところもありますが、契約社員をバイト扱いのような経歴でみる風潮もありますので、正社員に比べると転職が不利になることが多いです。
契約社員として働く前に注意したいこと
契約社員で働く場合は、まず期間に注意しましょう。
契約期間はどれぐらいなのか、更新するのであれば何年更新なのかなどを注意しておきましょう。
中には更新の際は本人の希望のみを聞くといったところもあります(会社側から更新するしないは言わない)。
また、給料やボーナスの確認はもちろんですが、退職金も確認しておきましょう。
正社員と同様に退職金が発生するのかも確認しておくことが大切になってきます。
介護職で契約社員がおすすめな人
契約社員として働くのにおすすめな人とは
@働く期間が決まっている
A気軽に働きたい
B転勤などはしたくない
この3つに当てはまる方です。
@については上記でも書いたように働く期間が決まっていますので、事情などで長い期間働けない人にはおすすめです。
A契約社員は正社員と同等に扱われるのが基本ですが、実際に働いてみると重要な案件などは正社員が行うということが多いです。介護施設でいうと家族対応やカンファレンスです。その為、正社員に比べると気軽に働ける場合が多いと言われています。
B転勤は介護職ではあまりありませんが、風潮としては契約社員は基本的に転勤はないということです。また、異動もほとんどないといわれていますので、同じ所で同じ仕事をしたい場合は契約社員の方が良いといえますね。
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