介護職への転職で面接を受ける際のポイントや注意点・服装について
介護職へ転職するためには、面接は必ず受けないといけません。
面接での受け答えの仕方、態度、服装などはどのようにしていけば良いでしょうか。
そのポイントや、注意点などをご紹介していきます。
ゆっくりと話すこと
面接であれば多少は緊張するかと思います。特に人見知り、話すことが苦手な人は緊張してしまうのではないでしょうか。
緊張してしまう人の傾向としては、早口になる傾向があります。
緊張して早口になって、自分でも何を言っているのかわからないといったこともありますので、意識をしてゆっくりと話すようにしましょう。
また、ゆっくりと話すことによって柔らかい印象、聞きやすい言葉になります。これは人を相手にする職業であれば必要なことですので、そういった意味でもゆっくりと話すことが大切になってきます。
何か質問された時も早く答えようと思わずに、一度自分の中で考えて答える方が頭の中で整理ができますので相手からしても聞きやすいです。
面接時の服装(身だしなみ)について
介護職であれば私服で働いている場合も多いですので、時々私服で面接を受ける人もいますが、それは絶対に辞めておきましょう。
私服でもなんとも思わない会社(施設)もありますが、印象を悪くとってしまう所もあります。印象を悪く取るところもあるのであれば、無難なスーツにしておいた方が良いです。
スーツであればどんな物でも良いです。リクルートスーツでも構いません。
注意したいこととしては、人が相手の職業ですので見た目に清潔感を持たすことが大切です。スーツの皺や汚れが無いか注意しましょう。
また、女性であれば髪をくくっておく、化粧は薄めにしておく、男性であれば長すぎる髪は切っておく、髭は剃っておくなどが清潔感を持たすポイントです。
アクセサリーなどは極力外しておきましょう。
笑わなくても良いですが、微笑は大切
愛想笑いは伝わるものです、印象を良くしようと笑顔を作り過ぎると反対に印象は悪くなってしまう可能性がありますので、注意しましょう。
ポイントは微笑を作るということです。分かりやすくするとニコニコしておくことです。緊張してしまうとついつい顔が硬くなってしまいがちですが、それでは暗い印象を与えてしまいます。笑うと軽い印象、作り笑顔の印象を持たしてしまいますので、少し口角を上げるようなニコニコする、微笑を作るように練習をしておきましょう。
何度も言いますが、介護職は人が対象の仕事ですので、暗い印象、怖い印象は厳禁です。人がなんでも話しやすいような印象を持ってもらえるように心がけましょう。
質問をいくつか用意しておく
面接をしていくと「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。気になることがあれば聞いていけば良いのですが、質問が無い時もあるでしょう。
「特に何もありません」と答えることはできるだけ辞めるようにしましょう。興味が無い、熱意が無いと思われる可能性もあります。
また、労働条件の質問もあれば聞いても良いですが、できるだけしない方が良いでしょう。雇う側としては条件にうるさい人は雇いにくいからです。
おすすめの質問としては、会社(施設)の取り組みについて質問することです。特にその会社(施設)の資料を見ての質問は熱意を感じることができますのでおすすめです。
例えば「地域交流に力を入れていると拝見しましたが、具体的にどのような取り組みをしていますか?また、これからどのようなことに取り組んでいきますか?」
「寝たきり0人に力を入れていると拝見しましたが、どのような点が大変ですか?」などのように、力を入れているポイントに合わせて質問をすると良いでしょう。
面接は自分をアピールできるポイントですが、あまりアピールをし過ぎてもいけません。
介護業界は他の業界に比べて、女性が多く、優しい人が大変多い業界です。
相手の話を割って発言をする、自分をアピールするあまり相手のことを考えていないような態度を取ってしまいますと、輪を乱すと判断されて不採用になりますので押し引きのバランスを考えておきましょう。
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